宮崎学園短期大学

学長ブログ

誇りの持てる人生はどうしたら生まれるか

2018.08.28

 「禍福はあざなえる縄のごとし」わざわいと幸せは交互にやって来ると言います。皆さんのこれまでの人生は禍福どちらが多かったでしょうか。起こったことを無くすことはできませんが、未来をどう描くかはあなたの自由です。

 アウシュビッツの強制収容所の話です。過酷な労働と死を待つだけの絶望的な状況でも人間最後の自由を奪われず、他人に優しい言葉をかけ、最後のパンの一片を与えた人達がいました。フランクル『夜と霧』の中で描かれた「人生に何も期待できない」状況でも「人生は我々に何を期待しているか」を考えて生きた人たちです。彼らは自分を知る人達に、自分が哀れに苦しみ死ぬのでなく、誇らしげに苦しみ死ぬことを知ってほしかったと言います。

 苦しみの中で誇りある人生とは何でしょうか。

 誘惑に弱い人間だからこそ、人生からの呼びかけに応え、誘惑に打ち克つ姿を誇りに思えるのです。皆さんは何を自分の人生の使命にしていこうと考えていますか。この忍ヶ丘で友と師と語りませんか。

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